香港地獄紀行 1日目


9月23日(木) 東京のち 香港のち   名月に龍が舞う


尖沙咀(チムサチョイ)の彌敦道(ネイザンロード)


池袋 山手線  
  
日暮里 京成線快速  
 
京成高砂
     05:5506:0706:1206:25     
京成高砂 京成線  
 スカイアクセス特急   
成田空港 キャセイパシフィック  
 509便  
香港
     06:5407:4009:4513:25     


   5時に起きてちょっとだけうだうだし、身支度を整えてこっそりと家を出る。天気は曇りだが、まあ東京はどうでもよろしい。香港で雨さえ降らなけりゃね。久しぶりにワンダモーニングショットをちびちびやりつつ駅に向かうと、朝っぱらからにゃんこに3匹も会ってしまいました。あ〜これはついてるな♪でも挨拶したら全部逃げられた……。この日のために新調したスラックスは実に動きやすく、ジーパンと違ってさらりとしているので汗をかいても歩きやすそうだ。でもちょっとベルトポーチが重いのが気にかかる。携帯とカメラとPDAを突っ込んであるからな〜。


   池袋から成田への経路は「池袋から成田エクスプレス」「日暮里からスカイライナー」などいろいろとあるわけですが、今回はできたばかりのスカイアクセス特急に乗ってみましょう。ということで予定通り5時45分に池袋に着いて山手線を待っていたが、やっぱこんな時間でも池袋には人が多いね!特に内回り(新宿・渋谷方面)のホームは既に鈴なりですよ。そっか、人によっては今日から4連休だし、早めの電車でどっか行こうというのかもね。私と同じく。さて日暮里に到着し、これから京成高砂に向かってスカイアクセス線に乗り換えるんだけど、あれって普通の京成線とは別料金なんだよね。どうやって料金を徴収するんだろう。改札が全く別だとか?


   そんで京成高砂に到着したんだけど、改札もホームも同じ。ほんとどうなってんだろう……。まあそれはさておき、ここで30分ほど時間があるので、朝ごはん食べときますかな。……駅の喫茶店も立ち食い蕎麦も開いてない!売店しかやってない!これは想定外でした。まあいいや、成田でだいぶ時間あるし、それまで我慢しましょう。てんでガイドブックに目を通しつつ列車を待ち、とうとうスカイアクセス特急がやってまいりました!……京急のごく普通の車両じゃん!スカイライナーみたいなのに乗れると思ってたのに(´・ω・`) でも線路はほとんどまっすぐでなかなか面白かったです。


   さて高砂から40分ほどで成田空港第2ビル駅に到着。さすがに早いね。成田エクスプレスが一番楽だけど、時間と値段はこれが一番折り合ってるかもしれん。改札を出たところでいきなりパスポート検査があってちょっと慌てる。なにしろケースに入れて鎖つけてベルトポーチに入れて……と思いっきり安全対策してましたんで。しかしなんでこんなところで検査する必要があるんだろうね。さて8時に待ち合わせしてる同僚に「着いたよーヒャッハー」とメールを入れ、時間までぶらぶらしてました。飲み物の自販機にいちいち「COFFEE」「SODA」「COCA-COLA」などと書いてあるのが国際空港らしくて面白いねぇ。それにしてもいろんなお店が入ってるな!ここだけで生活できますよ。

   おっ、皆さんお疲れ〜。くそっ、人が気を利かせてスラックスなぞという履き慣れないものを履いてきたというのに、お前らジーパンかよ!まずはキャセイパシフィックのカウンターにてチェックインを済ませ、9時25分の搭乗時間まで空港内をぶらつくことにしました。あっ、俺ちょっとご飯食べてきていい?と一人でマックに向かい、久しぶりにメガマフィンセットwwwやっぱうめぇwww 特にハッシュポテトがたまりません。その間、同僚2人はドラッグストアで頭痛薬、胃腸薬などを調達してました。私はたっぷりと持ってきたもんね。やっぱ旅先で心配なのは安全と健康ですからな。……あっ!日本土産店で萌えTシャツ売ってる!


   ではいよいよ飛行機に乗り込みますよ!エコノミークラス、9列席のど真ん中……トイレに行くのが大変だ。まあ両側は同僚だから多少気が楽だけどね。前の座席の背にモニターがついてて、モニターの右側にはカードリーダーがある。へー、これでお買い物ができちゃうわけですか。テーブルも前の座席の背から引き倒すというよくあるタイプだが、テーブルの底面にドリンクホルダーがあるので、テーブルを出さなくてもドリンクだけなら保持できて便利。考えてるな〜。そしてタキシングを始めて滑走路に向かい始めたわけですが……悪天候により離陸延期!?うわっ、窓が滝のようになってるぞ!いつの間にこんなことに……。


   結局10分ほど遅れて離陸しました。ああよかった。ではさっそくサービスのビールでもいただきますか(笑) おととしのアメリカ出張の時はいきなりこぼして4日間ズボンがビールまみれのままだったんで、今度は気をつけなくては。なんか泡立ちが普通よりいいようだが、気圧のせいだろうか、それとも気のせいだろうか。おつまみのピーナッツをかじりながらモニターで香港ニュースを見ていると……香港沖で貨物船が爆発炎上!?Σ(゚д゚;) そして消火活動中に再度爆発して、消防隊員12人が負傷したそうだ。おいおい、今頃現地はえらいことになってるんじゃないのか……?フェリーが出ないとかいう事になったらどうしよう。


   おっ、お食事のお時間となりましたよ!「BEEF or SEAFOOD?」と訊かれたのでシーフードを選びますと、エビチリライスといった感じのものが運ばれてまいりました。いただきます。ふむ、エビチリはなかなかいける。ピンク色のお蕎麦は梅蕎麦かなんかだろうか。まあそれはいいとして……ライスがまずいんだよ!なんだよこのぼそぼそで臭い飯はよ!細長いからタイ米なんだろうが、明らかに調理法を間違えてるぜ。これでデザートのマンゴーケーキと大福がまずかったら暴れちゃうところだったが、どっちも既製品のせいか結構おいしかったので赦す。やっぱお食事は大事よね。


   モニターには出発地時刻、目的地時刻、残り時間、地図、高度、外気温などが表示されるようになっているので、眺めているとなかなか面白い。日本時間13時ちょうど、そろそろ台北というところで、高度1万フィート、外気温は-43度!翼の上にグレムリンとかいないだろうな。どうも台風が台湾からインド方面へ移動中らしく、香港では1日で48mmの雨を観測したそうな。現地では台風が来るとレベルに応じた警報が出て、交通機関やお店が一斉に営業停止するそうだし、ホテルに缶詰なんてことになったら何しに来たのかわかりませんからな。


   そして現地時間13時20分、香港国際空港に到着!やった、雨降ってない!気温は29度とのこと。蒸し暑いとは聞いていたが、まあそれぐらいなら大丈夫かな。イミグレーション(入国審査)係員のおねーさんがもう無愛想で泣きそうになりました。到着ロビーに出ると、H.I.Sの旗持ったおじさんが出迎えてくれまして、集合場所に行ってみると添乗員のお兄ちゃんが待ち構えておりました。はっ、ジョーさんですか、よろしくお願いいたします。そこでさっそく両替をしてくれまして、1万円が870HK$になりました。手数料も取られないし、かなりいいレートでしょうか。ツアー参加者約40人が集まったところでバスに乗り込み、九龍島へと向かいます。香港の旅、華麗にスタート!


   同乗の添乗員さん(おばちゃん)によると

    ●ビールはコンビニで8HK$ぐらい!ホテルの冷蔵庫に入れちゃいましょう。
    ●水道水は飲まないこと。ミネラルウォーターは5HK$程度で買えます。
    ●イギリス領時代と違ってチップは不用。ただしホテルの枕銭は10HK$置きましょう。
    ●「荷物は自分の物にしたいなら前へ、他人の物にしたいなら後ろへ」という言葉がある。

   ……だそうな。チップがいらないと聞いてほっとしましたよ。ガイドブックにはチップの渡し方がつらつらと書いてあって、うまくできるかどうか心配だったんだよね。でも一番はやはり荷物の持ち方かな……。ウエストポーチやヒップバッグはやめとけというのは知ってましたが、そんな言葉がまかり通っているほどスリが横行しているところなのかいね。まあ大事なものは全部ベルトポーチに入れて前に置いてますけどね?ちょっと重いのが欠点だが……。


   風水で向きや形を決めているという面白いビル群や異国情緒あふれる街並みをうはうはと眺めながら、バスは空港のあるランタオ島(ガンダムファイト決勝戦の地)から九龍へと向かい、30分ほどで『インターコンチネンタル・グランド・スタンフォード・ホンコン』ホテルに到着!繁華街や駅に近く、海に面した一流ホテルだよ!すぐ近くの『インターコンチネンタル・ホンコン』ホテルと間違わないように。帰国日の集合時間とジョーさんの携帯番号を教えてもらい、さっそくお部屋に向かいますと、廊下でバスローブ姿の欧米人のおっさんとすれ違った(笑) おっ、いい部屋ですな〜。テレビでかっ!DVDプレイヤー、電気ポット、無線LANもあるよ!窓からは建物の隙間に港が垣間見えるという程度だが、どうせ寝るだけなのでどうでもいいのです。……あっ!3人なのにベッドが2つしかない!慌ててジョーさんに連絡したところ、ほどなくおねーさんがエクストラベッドを持ってきてくれました。危ない危ない。


   とりあえずテレビをつけてひと休み。なんかアニメやってるが、こっちのアニメにしては随分とよくできてるな……と思ったら、日本の『バトルスピリッツ』でした(笑) こっちでもおもちゃ売れてるのかな。カートゥーンネットワークも観られるので、アニメ分は補給できると……。17時前にホテルから程近い九龍の中心街・尖沙咀(チムサチョイ)へと繰り出し、まずは重慶大廈(チョンキンタイハー/チョンキンマンション)へ。ここがまた両替商だの飯屋だの電器屋だの安宿だのとごちゃごちゃと入り混じったものすごおおおおおく怪しげで小汚いビルで、初めての人がしかも一人で入るにはかなりの勇気を要するが、まあ秋葉原ラジオセンターみたいなもんです。ここの両替商はレートがよく手数料もなしで、1万円が907HK$になりました。足りなくなったらまた来ましょう。


   香港ではオクトパスカードというICカードが普及してまして、鉄道、バス、トラム、フェリーがこれ一枚で乗れるうえ、買い物にも使えてしまうという優れもの。旅人にも非常に便利なので、さっそく駅で購入しました。基本100HK$+デポジット50HK$の150HK$で、足りなくなったら駅の機械でチャージできます。まずは地下鉄で油麻地(ヤウマティ)へ。この辺りは賑やかでゴミゴミしてて猥雑で胡散臭くてパワフルで、きらびやかな繁華街と薄暗い下町の混在する、まさに「香港そのもの」といった場所。池袋や歌舞伎町界隈に近いかな〜。有名な屋台街があるんだけど、それは明日以降のお楽しみということで、まずはある種の人間には名の知れた『信和中心』へと足を踏み入れました。漫画、アニメ、フィギュア、模型、CDなどのお店をこれでもかと押し込んだヲタク御用達ビルですよ


   さてこの信和中心、どの店をのぞいても日本のものがごく当たり前のように置いてある。フィギュアも模型も漫画もアニメ雑誌もゲームも日本製。ただし……フィギュアなどはたまにパチモンが混ざってるので注意。妙に安いなと思ってよく見ると塗りや造形が甘かったりとかね。目に留まったハルヒのデフォルメフィギュア(ねんどろいどだったかも)がパチモン臭かったのでスルーしてしまったが、よく考えたらシャレで買っといてもよかったな。香港でもはやっているのか、iPhone、iPad関連の店が多かったようで、今回iPadを持ってきたN氏がケースを買おうといろいろチェックしてました。


   香港ではコンビニの唐揚げ串のようにシュウマイだのソーセージだのを串刺しにしたものがそこら中で売られておりまして、老若男女が買い求めては歩き食いしているのがごく普通の光景。もちろんここ油麻地界隈でもいろんなものが売られております。俺も絶対やってやるぜ!と思っていたんだけども、さすがに集団行動中なのでそうもいかず、今日のところは見逃してやることにした。いいもんね!これからおいしいもん食べに行くんだもんね!と香港島の銅鑼湾(トンローワン/コーズウェイベイ)に渡り、海鮮料理の名店『喜記(ヘイゲイ)』へ!ガイドブックに「伝統のカニ料理『避風塘炒辣蟹(ペイフォントンチャウラーッハイ)』を食わずして帰るな!」とあったので、どうしても食べたくってね!ただし時価。店の前でどうしようか悩んでいると店員が出てきたので、値段を訊いてみると……600HK$!つまり6000円!さすがに高いが……せっかくだからいただくよ!3人で割ればたいしたことないし。


   テーブルに着いてカニ料理と青菜牛肉炒め、チャーハン、更にカニ料理の油で調理する焼きそばを注文し、じゃあお疲れさ〜んと青島ビールで乾杯♪これがまたさっぱりしてて、中華に合うんだよね〜 まずは炒め物が来ましたが、これとご飯があれば何もいらないレベルのうまさ。そしていよいよ、大きなカニが細かく砕いて香ばしく揚げられたニンニクに埋もれて出てきました!ペンチのような道具で殻を割り、手づかみでいただきます。……うまああああい!この香ばしさ、絶妙の辛み!やばい……これはやばい……。全員無言で殻をほじくり、貪り食う。ビールと相性完璧!この揚げニンニクだけご飯にかけて食いたいぜ!……でもね、一番うまかったのは、その後に来た焼きそばだったかもしれない。麺をすすり込むと同時に、全員で思わず「うわ」って声を挙げちゃったぐらいですよ。カニとニンニクの旨味を吸った油が絡む細麺がもうね……。これだけ堪能して、結局ひとり300HK$ちょっとでした。全然問題なし!


   さて香港では昨日今日と中秋節で、月餅を食べたり贈り合ったりする習慣があります。そして各所でお祭が催されまして、銅鑼湾近くのヴィクトリアパーク南側の大坑(タイハン)にて行なわれる『大坑中秋火龍』(ファイヤードラゴンダンス)を見物に行きました。最寄の天后(ティンハウ)駅から会場となる狭い商店街に近づくにつれ、どんどん人が増えてきます!しまいにはぎゅうぎゅうに!いや〜お祭だねぇ♪この火龍というのが、藁かなんかでできた20mはあろうかと思われるなが〜い身体にこれまた長い火のついた線香を無数に突き刺して龍とし、それを掲げて町中を勇壮に練り歩くという、実にダイナミックなもの。もうもうたる線香の煙、打ち鳴らされる銅鑼、そして熱狂的な歓声!これだ、これこそお祭のあるべき姿だよ!祭スキーの血が騒ぎまくりだぜ!


   さてお祭となりますと、日本では法被を着たわんこに人が群がってつい写真撮ったりしちゃうもんですが……こっちでもそうでした!なんか人だかりができてるな〜と思ったら、その中心に着飾ったフレンチブルがちょこんと座ってて、みんなのカメラや携帯に狙われていたのでした!ε=(゚∀゚*) いや〜犬好きってなどこも同じなんだね!もちろん私も加わりましたよ、ええ。更に通りすがりのゴールデンレトリバーにはぺろぺろしてもらっちゃうし、香港まで来てこのような望外の歓待を受けるとは……。


   お祭もひと通り終わり、熱狂冷めやらぬまますっかり線香臭くなった身体でお祭会場を離れますと、ヴィクトリアパークから色とりどりの光が漏れてまいります。なに、中秋のランタンまつりですか!せっかくなのでちと見物していきますかと足を踏み入れたところ、これがまた実にファンタスティックで面白い!満月にうさぎや鶴を配したもの、中国陶器やハスの花などを模ったもの、何かの物語を表したものなど、形も大きさも様々なランタンであふれ返り、まさに光の洪水というやつでしょうか。


   さすがに疲れてきたので、トラムで中環(ヅォンワン/セントラル)に戻りますかね。トラムというのは2階建て路面電車のことで、香港島北側の海沿いを東西にコトコト走っている庶民の足。1回2HK$(20円)とバカ安!車体はかなりボロく、いろんな広告でラッピングされております。これがまたどうやったらこんなんなるんだよと不思議に思うほどガタガタゴットンと揺れまして、決して乗り心地はよくないが、それがまた楽しいわけです。中環から地下鉄で尖沙咀に戻り地下道を歩いていると、『維他(ヴィタ)』という地元メーカーのブリック飲料の自販機をみつけました。ちょうど喉が乾いていたところよと、I氏はマンゴー&オレンジ、私は茶色の中身がよく判らないパックを購入。……豆乳だ!しかもほんのり麦の味!……正直あんまりおいしくない(´・ω・`) でもそれはそれで!やっぱ地元のドリンクは飲んどかないとね!セブンイレブンでみつけた緑茶スプライトも珍味でした。


   その後スーパーに寄ろうとしたけれど見当たらなかったので、おとなしくセブンイレブンに寄る。なんでかしらんが、セブンイレブンが鬼のようにあるんだよね!この辺は繁華街だからかもしれないが、10分も行かない間に3軒もありますよ。ただし店の規模は差が大きく、ちょっとした売店レベルから日本の店と変わらないぐらいのまでとりどり。……うわっ、安いビールは4HK$ちょいだ♪素晴らしい♪地元のサンミゲル、青島のほか、輸入ビールも多い。日本のビールは少々高いが、それでも12HK$ぐらい。たぶん酒税が安いんだろうな。あ〜甘いもの甘いものということで、地元のアイスを2種類調達。あっ、ガンダムダブルオーチップスなんて凄いものがある!Σ(゚∀゚*) しかも日本語で「えびチップBBQ風味」と書いてある始末。N氏が引っつかんでレジに直行してたよ。どうもマークを集めて送るとガンプラが当たるらしい。支払いにはオクトパスが使えました。便利便利。


   ホテルに戻ったら既に23時半……初日から飛ばしたなぁ……。まあ3泊4日と決して長いとはいえないから、有効に使わなくちゃね。さっそくアイスをいただいてみますと、片方はバニラ、もう片方は紫色で……紅芋?あ、ウバイモというやつだろうか。コンビニからホテルまで来る間にすっかりゆるくなってるが、それもまたよし!おお、ウバイモアイスうまいな!えもいわれぬコクがある。思わずバニラと混ぜていっちゃったよ♪ダブルオーチップスはポテチではなく、中華料理によくついてくるえびせんでした。これもなかなかいけるお味♪冷蔵庫には各種ドリンクが取り揃えられているが、もちろん有料(しかも結構高い)ので、洗面所に用意されていた無料のミネラルウォーターでも飲みますか。容器が非常にシャレてる。一流ホテルはこの辺が違うな。


   じゃあ汗でも流しますかと、順番に風呂を使わせていただきました。まあお湯を張るのもめんどいのでシャワーだけですが。ところがこいつが曲者で、カラン、ハンドシャワー、固定シャワーの3ヶ所からお湯が出るようになってるんだけど、何をどうやってもカランからしか出てこない。あ〜も〜なんだよこのクソシステムはあああああ!とぶちキレそうになりつつ格闘し、ようやく変なつまみを引っ張るとシャワーに切り替わることを発見したのでした。こういうとこだと常識なんだろうか……。さっぱりしてテレビなどぐたぐた観たところで、携帯のアラームを8時半にセットしてベッドに潜り込みました。明日はランタオ島の大仏を拝みに行きます。おやすみなさい。



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