四国路地獄紀行
【2003.8.9〜8.13】
★ お出かけ前に…… ★
今回の夏コミは、お盆休みの最後。スペースも取れなかったし、それまでヒマだなー、しばらく旅にも出てないしなー……なんて思っていたところへ、会社の同僚から金刀比羅さんに行ってきたという話を聴き、そんならわしもということで、即座に四国巡り決定。安直。どうせなら青春18きっぷで勝負だ！と意気込んではみたものの、調べてみると現地まで十数時間。さすがにこれはなぁ……。いくらなんでも遠すぎるし、現地での行動にも支障が出そう。列車に乗ること自体が目的ならともかく、単なる移動手段だもんなぁ……。これがせめて関東一周とかいうのだったら、久しぶりに18きっぷでコトコト行ってもよかったんだけどね。そこで、5日間特急自由席乗り放題の『四国ゾーンきっぷ』にしました。土佐くろしお鉄道（第三セクター線）とJRバスも乗れるし、現地までの乗車券が2割引になってお得。往復は新幹線使っちゃうもんね。それでさえ、東京から岡山まで4時間以上かかっちゃいますが……。
こういう直前思いつき旅行で困るのは宿なわけですが、今回は全部健康ランドかサウナにすることにしました。なにしろ基本的に定員というものがないから、泊まれないってことはまずないし、しかも安い。健康ランドの料金というのは入場料＋超過料（夜間料金）というのが普通で、四国では1500円前後＋数百円てのが一般的らしい。つまり一泊2500円もしないわけで、しかもひろーいお風呂にゲームコーナー、ビデオルーム、読書コーナーなんかもあって、いろいろ楽しめる。ただし仮眠室の簡易ベッドやリクライニングシートで雑魚寝ということになるので、熟睡はできかねるのが難点ではありますが。調べてみると高松、松山、高知、徳島それぞれによさそうなところを発見。これで宿はなんとかなると。
次の問題は荷物。夏の四国となればかなりの高温が予想されるため、背中を覆い尽くすデイパックでは暑くてしょうがないし、肩ヒモが当たる部分がかゆくなる。しかしヒップバッグでは容量が足りない。そこで、思い切って着替えは2日分！4泊5日で、汗でぐしゃぐしゃになるであろうにも関わらず、2日分！へーき。死なない(笑) いつもなら予定表や地図をプリントアウトして持っていくが、今回は全部PDAに入れてくことにする。片手で手軽に見られるし、旅行メモや支出表もつけられるし、ヒマな時は音楽が聴けてソリティアもできる。着替えのほかタオル、時刻表、常備薬、ビニール袋（なにかと便利）などなどをきゅきゅっと詰め込み、3段折り畳み傘はバッグ横のボトルホルダーに突っ込み（ゴムで固定できるようになっている）、PDAとデジカメはそれぞれキャリングケースに入れてバッグのベルトに通す。ちょっと腰周りがゴタゴタするけど、割とコンパクトにまとまりました。服装は袖なしシャツに短パンと気軽にいきましょう。山ん中行くわけじゃないしね。
と、いうわけで……
むりむり地獄紀行へ